イノシシ肉のご当地グルメ作りをしている高岡市商工会青年部は第四弾として、イノシシ肉のソーセージをパンに挟んだ「ししドッグ」を試作した。改良して四月以降の地元イベントや行事で販売する計画を練っている。

北陸新幹線開業をにらみ、青年部は昨夏から、県内で増えているイノシシの活用とまちおこしを目的に、ご当地グルメ作りに挑戦。
煮込みハンバーグ、スープギョーザ、しし鍋を試作してきた。

「ししドッグ」は通年で楽しめ、調理に手間があまりかからないことから発案。市福岡ふれあい交流センター(福岡町大滝)で十日夜、青年部メンバー二十人が「ししドッグ」を試作した。

ソーセージは富山市の業者に依頼し、香辛料を控えたものとニンニク入りの二種を準備。トマトやレタス、タマネギを挟み、チリソース、ケチャップ、からし入りマヨネーズなどで味付けした。会員らは「おいしい。みんなに食べてもらいたい」「イノシシの肉のくせある味を生かすには、ケチャップが少ない方がいい」「ソーセージはもう少し小さい方が食べやすい」と意見を交わしていた。
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