今日やっと、「妖怪アパートの幽雅な日常」の最終巻を読みました。
単に時間がなかったというのもあるけど、「読むと物語が終わってしまう」ことが寂しかったというのも、読むのが遅れた原因でもあります。
振り返れば文庫本の一巻に大学生協で出会ったのが始まり(だったはず(笑))元々「妖怪モノ」が好きで、タイトルに惹かれ、あらすじ見て買うことを決意。本当にその時の自分を褒めてあげたい。「よく見つけた」と「よく買った」と。
ネタバレにはなっていないはずだけど一応下げます。
最終巻、中盤からラストまでもうボロ泣き。号泣です。
夕士くんと長谷くんがどれだけ互いを信じ合ってるか、改めて目の当たりにしました。
感想を細部まで書きたいのは山々だけど、胸がいっぱいでもうなにがなんだか(笑)
10巻すべて読んできて一貫した感想を言うとしたら、「夕士くんの周りの環境が素敵」ということ。妖怪アパートの面々や親友、学校の先生や友人、こんな人達が周りにいたらどんなに楽しいだろう!と。羨ましいが本音(笑)るり子さんの手料理が筆頭です!!ファンなら誰しも食べてみたいと思うはず!(笑)
とか言いつつ、リアルの自分の周りだって私は結構好きだけど(照)
なにより夕士くんだったからこそ成り立っていたんだよな。そりゃ主人公だから当たり前だけど、彼が素敵な人だったからこの物語にここまでハマれた。彼の成長ぶりに毎回感動しながら読んでいました。
毎回教訓的なものに唸りながらも、絶対に元気を貰えていました。
物語は10巻で終わりで涙がでるほど寂しい気持ちになったけど、彼らはその世界で、というか香月先生の中でそのまま生活を続けてるんだろうか、なんて思うと元気になれる気がします(笑)
実際、設定としてはまだまだ色々あるようでひそかに楽しみにしています!
そして、本編を全部読み終わったら読もう、と思って買っておいたラスベガス外伝があるし、最後まで読んだからこそ改めて読み直したいガイドブックとかね。まだまだ妖アパの世界に浸りきってないのでそれが楽しみで仕方ない。
香月先生の他の作品も妖怪アパートをきっかけにいくつか読ませていただいているのでそれもね!
タイトルの通り、「妖怪アパートの幽雅な日常」という作品はきっとこれからも幾度となく読みたくなって、読み返すのだろうと思います。内容は知っていても、絶対に引き込まれてしまう自信があります(笑)
この作品に、夕士くん達に出会えて本当に良かった!!
終わってしまったけれど、あえて言います。
これからもよろしく!!