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花火の下でキスをした

話題:嬉しかったこと

三連休は、ひたすら彼と過ごした。幼馴染ちゃんと会う約束をしていた前日、一緒に彼と花火を見ていたら、当初の約束をずらしてもらった彼女からドタキャンの連絡が (あまり勘ぐるのもよくないが前回もこちらの都合でお開きにしてしまったし、今回も約束の変更したりしたのでそれでかなと)入り、そのことを彼に話せば明日も会いにいくよなんて言ってくれたものの、テンションが上がらず、彼女にわるいことしたなと後悔の最中、花火を見終えた帰りの車内は無言とどんよりでいっぱいになった。元はと言えば、彼が予定を変更させたんじゃんと当てつけのような怒りも感じたが、実際にそれを実行したのはあたしなのだからわるいのはあたしであると自己解決し、明るい話に切り替えた。明日来る予定だった彼は、あたしの家に泊まることになり、健康ランドからのコンビニのカップヌードルとはしごし、家に着いた時刻は、深夜2時を回り、そのまま泥のように眠りに落ちた。目覚めてもとなりに彼がいることがうれしくて、起きるまでの間に家事をして、彼が目覚めたら一緒に彼の家へ。ごろごろしていたら、うとうとと。うだるような暑さのなかお昼寝をした。連日、深夜まで遊び過ぎたからだろう。寝不足を解消するかのようにひたすら眠った。目覚めた時には空は暗く、送ってもらいながらたのしかったねと振り返る。ひょんなことから三連休ずっと一緒にいたけれど、これが当たり前になればいいのにと祈らずにはいられなかった。

幼馴染ちゃんのこともそうだけど、女友達というのはたまに遊ぶくらいのもの。恋人や家族とちがって、無償の愛はもたらされない。だからといって、ないがしろにしていいものでもなくて、そのバランスが大切なのだとおもった。
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