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ラブソングは聴いてるだけ

話題:ひとりごと

最近、美容動画というものをよく見ている。こんなわかりやすいものがあるなんてと感心しながら、あたしが学生時代にもこういうものがあったらよかったのにと思う。高校を卒業してからメイクをするようになった(正確にはしなくてはいけなくなった)あたしは、なにがなんだかわからないままにメイクをしていた。絵を描いたりするのはすきだったから、もはやその延長線上のような気分でしていた。美容動画を見るようになってからは、スキンケアからメイク、クレンジングまでの一連のながれの必要性ややり方がわかり、たのしくなった。こういうたのしさもいいなとだれにみせるわけでもないけれど、きれいになりたいと思う気持ちはたいせつだなと思うのであった。



恋愛ドラマ離れと言われていても、あたしは王道な恋愛ドラマがすき。現実ではありえないであろう展開だって、受けれいてしまうし、ときめいてしまう。日ごろの疲れを癒してくれるときめきはたいせつだと思う。今期でいえば、恋つづの天童先生ですかね。演技がうまいひとが真面目にラブコメを演じるのってすごい引き込まれるのだなと感心してしまう。こんな風にまっすぐに愛されたいと思う。現実はこんなこと起きないしとあきらめながら、癒される。現実で摂取できないものを画面越しに、と打つ自分に気持ちわるさを感じたので以下自粛。それにしても、世の中にこんなにもストレートに伝えられるひとってどれだけいるのだろうか。それとも、あたしが少数派なだけで、こんなひとばかりなのだろうか。すきだと言われたい。ふたりでがんばりたい。あたしの恋愛像はいつだって王道で、簡単なものなのに、ややこしくなる一因はあたしにもあるなと反省する。せつないラブソングを聴きながら、27歳の独身女は思うのです。この先どうなるのだろうと漠然と、ひしひしと、日々。
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