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帰化申請の専門家が帰化申請の方法や条件、帰化申請書類についてつぶやきます
平成28年1月からマイナンバーカード(正式には個人情報カードといいます)が交付されるようになります。外国人の方は、このマイナンバーカードには必ず本名が記載されます(通称名の併記はできます)。
韓国領事館の異動時期は、例年2月頃であることが多いのですが、今年は2階窓口の職員さんは今のところ変わりないようで、ほっとしています。
申請支援センターでは、帰化申請だけでなく、国際結婚ビザ(正しくは日本人配偶者等の在留資格認定、または、在留資格変更)の取扱いも行っています。
帰化申請実務研修会の愚痴です、平成26年開催分の。たまには、愚痴もありですか。
昨年平成25年までは帰化申請の研修プログラムに3時間の時間をいただいていました。
それでも、時間が足りなくて、後半早口になったり、質疑応答の時間を十分取れずに、休み時間や、帰化研修受講者の終了後に質疑を受けていたぐらいです。
毎年、そのような状況でしたので、昨年も帰化研修のご依頼が数ケ月前にあった際には、もう1時間延長させてもらえないかという旨を申し出たのですが、予算がないということで矛先を収めておりました。
と申しますのも、私は以前に大阪府行政書士会研修部副部長を務めさせていただいており、各専門部会からの予算外の研修経費を抑える立場でしたので、研修開催が迫ってきてからの経費増は、苦労する方がいることをよくわかっているからです。
お人よしの私は(他人は言ってくれませんから、自分で強調しとかないと!)、とくに増加分の報酬はいらないですから、時間だけ延長させて下さいと申し出ましたが、それでもだめでした。
それで、昨年の研修が終わった際には、「来年も私に研修をご依頼いただくつもりであれば、予算立ての段階から来年の帰化申請実務研修は4時間の予算組みをして研修部に回してください。」と国際部の研修担当役員さんにお伝えしていました。
ですから、今年はようやく、聴講される行政書士のみなさんに丁寧にお話しさせていただけるものと、少し期待していました。
ところが。
昨年より1時間増えるどころか、3時間から1時間削られた2時間の持ち時間となっていました。
大阪府行政書士会が毎年開催している入管関係の20時間研修も、半分の10時間研修となったそうです。
国際部の役員さんの話では、現在の大阪府行政書士会執行部の考え方としては「行政書士業務はその仕事の仕方を本来自分自身で開拓していくべきもので、鳥の雛のごとく口を空けて待っているだけの新人に手取り足取り教えてあげる必要はない。」ということで、全体研修においてはダイジェストというべき浅い入門編で十分だとしているそうです。
もしも、その業務を極めて行こうというのであれば、専門部に入会し、その中で深い知識を身に着けていけばよい、と言われました。
たしかに、私も帰化申請の研修を受けたことは、ほぼありません。
帰化申請の業務を数百件経験した頃に、いちど、人のやり方を聞いてみたいと思って、研修に参加したことが一回だけあります。
それ以外は、全部、お客さんと法務局と領事館を先生にして、そのつなぎ方を自分で考えて開発してきました。
ですから、国際部の役員さんから、そう言われてみれば、そのくらいの放任主義の方が、やる気のある人が育っていくのかもしれないなあとも思います。
しかし、いくらダイジェスト版といっても、帰化申請ですから、2時間はきついですね。
添付書類だけでも、80種類ほどあるのですから。
こんな私の愚痴を聞いてでも、参加したい人は、こちら。
帰化申請の仕事の取り方くらいは、お話しできるかもしれません。
>帰化申請実務研修 | 大阪府行政書士会主催平成26年2月5日開催
※追記
>帰化申請実務研修|大阪府行政書士会主催平成27年2月4日開催