私の卒業発表、卒業旅行、引っ越し、就職……で多忙すぎて、ブログを長らく放置しておりました。
万一待ってらした方がいらっしゃったら、すみませんでした(^^;)でもまだいまだに荷ほどき終わってませんorz
とりあえず、先月のニュータイプの付録カレンダーのロロと兄さんに、思わずもう1冊ニュータイプを買いに行ってしまいましたw兄さんの膝で子猫のように安心して眠るロローっ!って、私の理想郷がここに(≧▽≦)
それはともかく、4/14(土)にチリコさんと行って参りました、昼公演!
生徒会は好きだけど、ロロ不在の話ということで、そこはかとなくやる気がS席でいいや〜、な私に対し、やる気がプレミアム席だったチリコさんの付き合いで、私もプレミアム席に。
そしたらなんと、人生初の最前列!
私、サクラで一度でいいから最前列に座ってみたいと思ってるのに、こんな気合の微妙なところで叶うとはorz
私は、サクラ大戦や劇団四季だのの舞台で目が肥えてる自覚はとてもあるので、正直全く期待はしてませんでした。
せめてサクラ方式に、アニメの声優さんがそのまま舞台で演じるならば、最悪目をつぶれば声は問題無しなので、安心して見に行けたのですが、テニミュ方式の若手役者さんが演じる方式になってしまったので、ガクブル。
もう、公式へのお布施のつもりと、文句を言うにしても、見もしないで言うのは間違っているだろう!意外に良いかもしれないんだから!文句言うなら見てからにしろ!というスタンスなので、忌憚のない意見を述べる権利(?)を得るためにも、自分の目で見に行きました。
なのでミュージカル版のほうも見に行きます。
まず、ネットで、すでに観劇をすませた方々の感想やレポを軽く読んでいたので、客席の埋まり具合については予想通りでした。
サクラだって第1回はチケット捌くのにすごく苦労してたらしいんだから、最初から箱もでかいわ、公演回数も多いわ……で、大丈夫かな?と危惧していたら、やはり。
舞台の内容を、アニメで上映形式にしていたら、誰も抵抗なかったんでしょうが、基本的に2次元は2次元にしといてほしいですよね……。サクラは最初から舞台化を考えての2次元だから良いけれども。
ストーリー自体は、一部粗があったものの、全体的にはいろんな要素が詰まっていて、笑いどころも多くて、楽しかったです、お世辞じゃなく。
これをOVAでやってくれてたらなぁ……。
私個人の感想としましては、どうにもこうにも舞台ルルーシュの声が受け入れがたく……。動きも固いし。
でも、生徒会……特にミレイさんの再現度が素晴らしく!うっかり3次元だということを忘れてしまうくらい、ミレイさんそのものでした!
ナナリー、カレン、シャーリー、リヴァルも、ミレイさんに次ぐレベルで再現できており、ほとんど違和感がなかったです。C.C.も途中から違和感がなくなりました。
あと、玉城が、玉城以外の何者でもなかったですwあれは誰が見ても玉城だw
黒の騎士団は、本当に全体的に違和感がほとんどなく。
玉城にしてもリヴァルにしても、歩き方からしてちゃんと玉城でリヴァルなんですよね、ちょっとした仕種からまんま。
ミレイさんのピアノ生演奏も素敵でした。あとC.C.だったかな?ど忘れしたけど、他にもう1人生演奏を披露してくださった方が。
生演奏の腕は、十分舞台で披露するに足るレベルでした。
そして、ミレイさんが演奏をミスった時の生徒会面々の「会長〜、しっかりしてくださいよぉ」等のアドリブやフォローがとても自然に生徒会していて、最初、ここでミレイさんがミスるシナリオなのかな?シナリオ通りに間違えたのかな?と思うくらいの見事なアドリブでした。セリフも仕種も。
ニーナの見ているパソコンサイトの画面が、背後の壁に投射されるのは良いなぁと思いました。
あの自動ドアは、やっぱり向こう側に誰かがいて、手動ドアだったりするのでしょうねw
しかし、あまりに唐突に、ナナリーが立ち上がって開眼ダンスし始めたシーンは……。
事前に「夢落ちだけど、最初夢だと気づかなくて混乱した」というネットの感想は知っていたのに、それでもポカーンとして、いったい今どういう状況なの!?と大混乱してしまいました。ダンスを入れる必要性もわからなかったし。
しかも2回もナナリーのダンスシーンはいらないと思いました。
ミュージカルは別にやるんだから、今回の舞台に歌やダンスは入れなくて良いと思うのですが。
休憩時間たった10分の最後の3分くらいに、寸劇があって、サービス精神に富んでいるなぁと思いました。
私がみた回の寸劇は、黒の騎士団が逃げてきた地下下水通路かなんかを、足がぬるぬるするのが気持ち悪いとか言いながら渡っていくシーンでしたが、騎士団の面々がとてもキャラがちゃんと立っていて、楽しいシナリオでした。
会場内ロビーに設置された原画展は、原画とその該当アニメシーンを並べて展示しているだけの代物ではあったのですが……ロロが1枚いた!しかも兄さんと一緒だよ!なロロッカーシーンだったので、開演までその原画の回りをうろうろしてしまいましたw
あとはジノだのアーニャだの……セシルさんが学園祭で人間モグラ叩きを楽しんでるシーンだの、ルルーシュがシャーリーにほっぺたを引っ張られてるシーンだの、学園祭の指示出しの気楽さに自嘲するルルーシュのシーンだの。
でも、なぜかシュナイゼルが3枚もありました!スザクでも1枚しかなかったのに。あ、リヴァルは2枚ありましたが(^^)
物販では、私はファイルセットと、ブロマイドケースと、ストラップを買い、言ってみたらパンフの中もちら見させてもらえたので、見てみたらキムタカ氏描き下ろしの、あのルルーシュとスザクが自分担当の役者さんに演技指導している絵が大きく載っていたので、買いました♪
さて、以下は舞台の内容バレ感想なので、一応「続きを見る」に入れておきます。
★冒頭にギアスの世界観説明が半透明スクリーンで!
最前列だと映像が大きすぎてよく見えなかったんですが、も少し見やすい席から見たら、良いんだろうなぁ、と。
オープニングでのキャラ紹介は結構かっこいい感じでした。
★新型爆弾(?)の組成式があるという情報で踏み込んだ倉庫には、腐敗議員と支援物資があるだけでした。
この議員は後で他の団体に殺されて、でも黒の騎士団のせいにされてました。
吉田が顔も見せないゼロへの不信感をぶちまけてました。
学園のほうでは、イレブンを学校から排斥すべしという主張の学生有志が署名活動他をしていました。
★今まで生徒会が実行してきたイベントを歌とダンスで表現するのは……微妙でした。
小学生の恰好のルルーシュが躍る姿とか、違和感だらけでしたorz
2次元でやるぶんには笑えて良いんでしょうけども、3次元では……。
★無闇やたらにギアスを連発して、スザク排斥を訴えに来た学生にギアスをかけて解散させようとしたら、もうすでにかけたことのある生徒で、効かなかった、というシーンは、笑わせようとしているのでしょうが、ちょっとわざとらしかったです。
本来は、ルルーシュは1回ギアスをかけた相手を覚えているとかそんな設定でしたよね、確か。
★結局、上記ブリタニア学生を黙らせるために、スザクについてもっとみんなに知ってもらおう!とミレイさんが枢木スザクデーを開催。そのお祭りにナイトメアの本物を貸し出してもらおうと思ったけれども、お金も莫大にかかるし機密事項も多いからとロイドさんに断られ、結局ナイトメア文楽の戦闘シーンを出して盛り上げようという企画に変更になりました。
私は文楽は何回か見に行ったことがあるので……あれは文楽じゃないでしょーっ!と言いたくなるような、ただの操り人形なナイトメアでした。
でもナイトメア人形の部分は結構がっしりした作りで、下手に文楽なんかにせずに、舞台上に置いておくだけでも十分迫力あって面白かったのではないかと思うのですが。
でも、関節可動のナイトメアは凄い!
そしてこのナイトメア、ランスロットは完成形なのに、サザーランドが片腕やら胸の部分が未完成でみかん箱(段ボール)をとりあえず当ててあるだけとかいうw
最後のほうで活躍した時は、紅蓮弐式に化けてたような……。
★ナナリーが千羽鶴を折って、飾り付けのお手伝い。ミレイさんがその鶴に「準備が間に合いますように!」と拝み倒してましたw
あと、準備でトンカチを振るうリヴァルの邪魔をしながら「間に合わせるように」と言うミレイさんも、いい感じでした(^^)
ルルーシュはトンカチふるうのは苦手らしく、指を思い切り打って「痛い!」となってました。だからキムタカ氏描き下ろし絵で、指に絆創膏を貼ってたんですね(^^)
でも、ルルーシュは体力はないけども……工作はできそうな気がするけどなぁ。
★今から100時間の間、ギアスを使わなかったら、C.C.のピザ注文枚数を1日1枚に制限できるという賭けもあり、ルルーシュがギアスを敵に使うのにドラマチックさ(?)が出てました。
ナナリーだったか生徒会だったかを救うために、ピザなんかくれてやるからギアスを使う!と思ってみたり、「今、100時間経ったから、これでギアスを使えるぞ!」とか。
★黒の騎士団で吉田を中心にゼロ不信が持ち上がり、騎士団がゼロに連絡した直後に隠れ家が襲われて、ますますゼロ不信が悪化。でも扇はゼロをリーダーとして信頼している。カレンの手引きで生徒会室に逃げ込む騎士団。
ニーナはイレブン恐怖症なのに、井上がニーナを褒めたことであっさり井上にはなついて……って、ニーナはアレか?ユフィじゃなくても女性ならなんでもいい!?
吉田ってこんなキャラでしたっけ?あまり記憶にないキャラなんですが(^^;)
★ブリタニアの遊撃隊に化けたイレブン(ブリタニア人風の名前を名乗ってましたが、最後に改心したあとはモロに日本人な名前を名乗ってました)の数人が、生徒会室に黒の騎士団を追ってきて、バトルになる。ゼロをブリタニアに差し出せば報奨金だったか、待遇を良くしてもらえるんだったか……があるそうで。
この隊長が、ナオトの知り合いでカレンとも面識ありとかいう設定は、あんまり生かされてなかったなぁ。
★ところで枢木スザクデーを盛り上げるために、スザクとゼロの対峙シーンを入れるべく、ミレイさんに選ばれたリヴァルがゼロのコスプレをしていたものだから、遊撃隊の連中もリヴァルをゼロだと勘違いして大変なことに。
というのも、ルルーシュが、シャーリーの作った黒いゼロスーツに「ゼロのスーツは高貴な人間にしか許されない深紫だ!」と文句をつけたもので、ルルーシュがスーツを制作することになり、本物のスーツを作った時の布が余っていたからと、本物そっくりのゼロスーツをルルーシュが用意してしまったばっかりに、ますますリヴァルが疑われ。(「黒の騎士団なんだから黒でいいじゃない」「深紫の騎士団にしようか」等の笑えるやりとりもあったりw)
★ルルーシュがクラブハウスから扇に電話をかけた時に、ゼロ専用携帯をうっかりルルーシュが生徒会室に落としてしまい、今扇がゼロに電話したら、着信音が生徒会室で鳴るので、「なんでこんなとこにゼロ専用電話が?」と、ゼロの正体がばれてしまうので、慌ててルルーシュは携帯を探すけれども見つからず……という前振りはあったのですが、扇がリヴァルがゼロではない証明としてゼロ専用電話に電話したら、拾っていたのは実はリヴァルで、ますます疑われる羽目に……といったような、伏線をうまく配置しているストーリー展開でした。
★シャーリーが水着で現れた!どうやらC.C.が制服を拝借したらしく……と、C.C.の着替えも結構ありました。咲世子さんへの変装もあったり。
★スザクが壁の足掛かりを利用してではありますが、ほんのちょっと壁を走りましたw本編ネタを拾ってくれている姿勢は良いです。
★ストーリーに関わる芝居をしている役者さん達以外も、舞台上にいる役者さん達は舞台の端で小芝居をしていて、それがC.C.にしてもスザクにしても、実に彼ららしい自然な動きの芝居で良かったです。
★スザクの絵描き歌には意表を突かれて吹きましたwなんで「縦縦横横丸書いて〜」みたいなので、立派なリアルな招き猫の絵ができるんだーっ!www
どうやらネットの感想を見ていると、この絵は日替わりというか公演替わりで、パンダだったりUFOだったりもあったらしいです。
★1期25話ラストのスザクとルルーシュの銃を向けながらの会話シーンがこんなとこで再現されるとは思ってませんでした。結構真に迫ってました。
にしても、リヴァルの演るゼロに対して注文つけまくりのルルーシュには笑いました(^^)ゼロはかっこよくないと許せないらしいw確かにルルーシュならやりそうw
★リヴァルを守るためにルルーシュが自分がゼロだと名乗り出たり、確かC.C.がシャーリーの作った黒ゼロスーツでも出てきたりして敵を混乱させたりというシーンもあり、伏線をうまく使ってました。
ルルーシュが敵になんとギアスをかけたのかは出てませんでしたが、敵のブリタニアを名乗ってたイレブン達は、最後は黒の騎士団の手伝いをしてて……黒の騎士団を手伝え!とかいうギアスでもかけたんでしょうか?
でも敵の隊長だけは仲間にならずに去りました。ギアス、かけてなかったっけか?
★途中のバトルシーンで、ナナリーが疲れて寝たまま起きないとか、ありえないから!あんなうるさいバトル……誰でも起きるって!
なんかナナリーに関してはおかしなシーンが多いなぁ。
ちなみに役者さん自体はナナリーはとても可愛く、似合ってました。
★ルルーシュ、スザク、カレンの3人での歌は、正直カレンがぎりぎりで、後の2人は人に聴かせるレベルの歌では……。
ルルーシュ役の人が噛む噛む聞いてたんですが、公演中に進化したらしく、私が見た回は別に噛んでませんでした。
★終演後には、平日はアフターイベントという名の寸劇があったようですが、土日は無い……と思ってたら、急きょカーテンコールが設定されてまして、カレンとC.C.とナナリーだったかな……。女の子3人で、舞台裏のちょっとしたトークをしてました。
メインで話したのがこの3人だけというだけで、生徒会の面々が舞台上には揃ってまして、ちょこちょこトークに交じってました。
役者さん同士の中の良さをアピールされてました。
とりあえずここでもミレイさんが光ってまして、サクラ並みに「ミレイさーん!可愛い!」と舞台に向かってコールしたかったんですが、雰囲気的にしてもいいのか悪いのかがよくわからず断念。たぶん役者さんは喜んでくれるだろうけども、ほかのお客が嫌がるかもとか、つい考えてしまいます。といいつつ、最近は四季の舞台でも時々勇気出してコールしてしまってますがw
サクラの舞台に慣れてしまうと、拍手だけというのが物足りなくて(^^;)
というわけで、1回しか見てないのでうろ覚えのところもあり、間違ったことも書いてるかもですが、とりあえずシリアスとコメディがうまく混ざった、基本的には面白い内容の舞台でした。時々大きな粗がありましたが、どこを重視するかで、賛否が激しく分かれてるんだと思います。
プレミアムの9800円に見合った内容かと聞かれると、プレミアムグッズの1枚ポスター型カレンダー(ルルーシュとスザク役の役者さんの直筆生サイン入り)が2000円……うーむ。ロロ好き的には高いですね(^^;)ルルーシュやスザク好きな人なら良いかもですが。
プレミアムグッズのないS席の7800円だと、まあまあといったところでしょうか。6000円くらいなら、間違いなく妥当な値段といいますか、1回は見に行くべし!という感じに私には思えました。
で、次のギアミュはどうなることやら……(^^;)
公式のあらすじが、「どこの二次創作!?」な内容なので、またもガクブルしながら見に行きますwww
(他のギアス感想は
こちら)
チケット余ってたんですね…
行きたかったんですけど、家族が旅行断ち(私が受験だから)してるので行けませんでした…
スザクが壁走ったり、ファンだと「ああ〜」ってなるネタを放り込んでくれるのは嬉しいですね
実物を見てない身なので、
「噛みまくるルルーシュ」と聞くとなんか可愛らしくて萌えますww ←すみません
レポ書いて下さって有難うございます
こんな行き当たりばったりレポに、コメントありがとうございますm(__)m
粗はあちこちにありましたけど、全体的には楽しかったですよ(^^)
ファンを楽しませようという意気込みは随所から伝わってきました♪
チケットは、相当数余ってましたね……。
受験生は、色々制限されちゃいますよね、どうしても。
でもたまになら旅行くらい息抜きに良さそうな気もw
噛みまくるルルーシュも、福山潤が演ってくれるなら、可愛らしいだろうなと思いますw
でも、今回の役者さんだと、萌えづらいような(^^;)
レポは、私が普段、自分が行けなかったイベント等で見知らぬ方々にお世話になってますもので、ちょっとでも恩返し(?)になればなぁと☆