熱にうなされたら
レン春小説
思い付いた(笑)


薄桜鬼随想録の
左之さんEDそっくり(笑)


FDはまだやってないけど
ネタバレイラストサイトを
ちょこっと見て
呼び方だけは把握(笑)

PSP行方不明なので
レンのしゃべり方が
不自然なのはどんまい

近い将来の話。









「あ…あの…」

仕事を終えて帰ってきたら
ハニーが玄関先で
正座をしていた。

「どうしたんだい?こんなところで、」

寒いから早くリビングに
行こうと促すと

「今日、病院に行ったんですけど…」

ハニーは唐突に話をはじめた。

病院という言葉に
なにか悪い病気にかかって
余命があと少ししかないから
余命一ヶ月の花(ry みたい
とか考えていたら
思いもよらない言葉が出てきた。


「3ヶ月だそうです。」

照れる彼女をよそに

(余命が!?)

と思ってしまった
自分にアーメン。

「ダ…ダーリンもお父さんですよ?」


彼女に言われてから
やっと妊娠だと
いうことに気がついた。

「え!?3ヶ月…ってことはあと7ヶ月で生まれるのか!?」

余命と勘違いしたことを
悟られまいと
必死に誤魔化そう
とするが
なかなか上手いことが
言えなかった。

「まあ、そういうことになりますね。」

春歌は相変わらずの
ほわーんとした
柔らかい笑顔を浮かべた。

「男か?女か?」

しかし
レンの方はというと
まだテンパっている。

「あ、聞いてくるの忘れちゃいました。」

こういうところに
学生時代からの
彼女の天然というか
ドジっぽいところを
垣間見ることができる。

「そ…そうか。俺も、父親か。」

彼女の肩を抱きながら
リビングの方に向かう。

「育休はどれくらいとるんだ?」

春歌がソファーに
お腹に気を遣いながら座っている間、
レンは手早く紅茶を用意し
たっぷりミルクを入れ
春歌に差し出した。

「作曲は家でできますから産休以外はとらないつもりですよ」

彼女の職業だから
考えられる選択肢だ。

「じゃあ俺、育休取ってもいいか?」

育休を取るアイドルは
片手の指で
数えられる程だった。

「子供に寂しい思い、させたくないんだ。」

親子関係については
レンは特殊な境遇で
寂しい思いも
たくさんしてきた。

だから
せめて自分の子供には
そんな思いをしてほしく
ないという気持ちが
あったのだろう。

「それもいいですね!!最近男性の方も育休取る方多いですしね!!一十木くんもとったらしいですよ!!四ノ宮さんも子供ができたらとりたいって言ってたみたいで…」

と春歌のテンションが
上がってくると

「ちょっとまった、ハニー。興奮しすぎないで。お腹の子がびっくりするだろ?」

というと
ちょっと照れながら「はい」と返事をした。

春歌の隣にレンが座ると
「さわっていいか?」と
少し父親っぽい表情を
して聞いたので
縦に首を振ると
優しく慈しむように
春歌の下腹部に触れた。

「ここに、いるんだよな」
俺たちの新しい家族が。

「早く生まれてこいよ」

男でも女でもいい
元気に生まれてほしい。

今よりももっと
幸せに満ち溢れた家が
瞼の奥に浮かんだ。


これからも共に
(差し出したこの手を小さな手のひらに握り返されるのは)(そう遠くない話かもしれない)













あとがき
いろいろすいません
すべては風邪のせいです。
衝動的にやらかしました。
続編も考えてます。

あと
一十木くんというか音也は
退学王なので
きっと結婚も出産も
早いだろうという
勝手な予想(笑)
なっちゃんもきっと早い。
身長差は激しいけど
春歌みたいに
ちっちゃくて可愛いお嫁さんを
もらうと思う。


まあ、
誰でもよかった。
むしゃくしゃしてやった。
ちょっと前の殺人の動機みたい(笑)


久しぶりにこんなに書きました(汗)


ここまで読んでくださってありがとうございました。