たか。

人との繋がりというものは、
目には見えないもので、
１度切ったつもりでも、
いつか繋がる人も居る。

それはどんな形にしても
運命だと思う。

それは私の中の教訓だ。


ーー小学校の頃ーー


放課後一緒に登校し、
不登校の友達とよく
遊んだものだ。
普段下校する時には見えない夕焼けが
とても大きく見えたものだった。


ーー中学の頃ーー


部活に入り、
その友達と一緒に毎日のように
卓球に勤しんだ。
部活後も近くの体育館で、
年上の人に挑んだり、
コーチにお願いして
楽しくて、楽しくて。
結果、県大会三位。
賞状やトロフィーが家に増えていく。
その一位の選手はリオオリンピック代表。


高校では、沢山の友達も出来ず、
部活動もせず、バイトだったり、
マジックを主にした。
その友達と同じ高校だったが、
何もしてあげることが出来ず、
また不登校になったという。


大学に入り、これまた
沢山の友達も出来ず、
部活動もせず、
バイトや趣味のファッションを
楽しんだ。
その友達との連絡は時々はしたが、
会うことも出来ず、
モヤモヤ感だけが、いつも
心のどこかにあった。
一人の女性に恋をして、
一生を決めたものの、
沢山の事柄に巻き込まれ、
巻き込み、離れ離れに。


ーー時は過ぎて現在ーー


中学の頃の卓球を、今一度。
何度も何度もその友達と連絡をとり、
今ではチームメイト。
今では練習パートナー。


高みを目指し、あらゆる人と繋がり、
中学の頃のライバルだったり、
その人の友達。
大会で対戦した人が、
今では練習相手になったり。


沢山の繋がりがあって、
それは別に卓球のことだけではない。


仕事で失ったユーザーでも
街中を歩いているとキーマンに出会い、
他愛もない世間話をすれば、
翌週には電話がかかってきたり。


１度失った繋がりが
また繋がる時、
やっぱりそれはちゃんとした意味がある。


その繋がりを切っていけば、
人は独りになる。


そんな時が一時期あった。


この今を大切に。
この今の繋がりを大切に。
これからも生きていきたい。