たっちゃんのこと本当に好きだった
私は馬鹿だ
ずっと夢見てた
夢ですらない、自分で作った妄想
現実は傷付くのが嫌で見ないふりをしてた
痛い痛い嫌だ
だんだんと目が覚めて見たくなかったものが鮮明になってきた
今日だってそうだ
まだ気分が悪い
私は何に期待してたんだろう
彼にとって私はただの都合の良い女の一人で特別でも大切でも何でもないつまらない人間なのに
気持ち悪くて食べてたお昼は半分以上ゴミ箱に消えた
私がどんなに頼んでも返事をしてくれなかったのに可愛いあの子の返答1つですぐ態度を変えた
私は結局あの人の中でその程度の人間でしかない
その癖、こっちが下手に出て無理強いは悪いから無理して変えなくても良いと言うと岡田さんをだしにして自分を取り繕う
なんだか凄くガッカリしてしまった
たっちゃんにもだけど、それ以上に自分にガッカリした
可愛いあの子より一緒に仕事した年数はかなり長いのに私の頼みなんかまるで無駄
今まで私は勝手に彼に尽くした気になっていた
つまらない独りよがり
私という存在は彼にたいしてこんなにも影響力がないんだと思ったら虚しくて悲しくて消えたくなった
こんな日に限って岡田さんじゃなくて来るのはたっちゃんばかり
会いたくない
顔も見たくない
話したくない
本当に嫌で明日だって会いたくない
こんなこと思ってる自分が汚くて嫌い
でもこれが本心だから仕方ない
さっきから泣きたいのに全然涙が出ない
気持ち悪い
このまま寝て、目が覚めなければいいのにな…
気を抜いていたらあっという間に4月になってしまいました。
こんなんじゃ瞬きしてたら棺の中ですね…
あー怖い怖い
いるモノといらないモノ
本当に大切なモノと無駄なモノ
きちんと見極めなくてはいけません
私ももう遊んではいられないのです。
なんだか悲しいけど仕方ないですね
さようなら