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《流行に乗ってみた》ばくばく

『10月**日土曜日、今日のお天気です。
雲一つない快晴となりますが、今日明日と冷え込み、11月上旬なみの気温となるでしょう。また北方の風も強いので、暖かい服装で外出することをオススメします。

次の………』




「…だってよ。そんな格好で大丈夫か?」

「大丈夫だ、問題ない」


了は力強く頷いた。
半袖水色ボーダーTシャツにジーパンという服装で。


「問題ありまくりじゃねぇか。ただでさえ10月っつーのに半袖って…見てるこっちが寒いぜ」

「最初から諦めたらそこで終わりなんだよ」

「諦める前に始めるな」

「何事も、やらないで後悔するより、やって後悔した方がいいでしょ?」

「後悔すること前提かよ」

「よーし。獏良、いっきまーす!」


どこかで聞いたことのある台詞を高らかに叫ぶと思いっきりドアを開けて、

閉めた。


「………」

「………」

「神は言っている……ここで死ぬ運命(さだめ)ではないと…」

「…着替えるか?」

「うん」










▼追記から残念腐要素2割増
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《あまのじゃく》ばくばく

カラン―……





「ねーバクラ」

カラン

「…なんだ」

カラン

「前から思ってたんだけどさ」


カラン


「あぁ、」


カラン




「ボク、お前のことが大嫌いみたい」





カラン








「………」

「………」

「…俺も大嫌いだ」

「……そう」




………………………カラン、









「…ウソ、本当は大好き」


包み紙を丁寧に脱がす。
あらわになったチョコを白く長い人差し指と親指でつまみ上げると、ボールの中へ放り投げた。
カラン、と軽快な音が響く。

絶賛湯煎中の金属製ボールは熱を帯びていて、チョコを次々と溶かしていった。


「そうかよ」

「うん、大好き。ころしたいくらい愛してる」

「ま、オレも嘘だけどな」


チョコがドロドロに溶けていく様を、了は目を細めて見やる。
胸の奥から溢れてくるこの感情に、なんと名をつければいいのだろうか。
まるでこのチョコみたい、と了は思った。


「オレも宿主のことを愛してる」

「うん」

「世界で一番愛してる」

「うん、知ってる」


ゴムベラを、甘い香りのする海へ突っ込んだ。



「だからボクはお前のことが大嫌いなんだよ」






甘すぎる香りに、胸がやけた。
多分これは、チョコのせい。




















*******
徹夜なんかするからこんな意味不明な文ができるんだよ自分orz
雰囲気小説ってことで。


甘すぎると気持ち悪いから、
どちらかが「好き」といえば
どちらかが「嫌い」といい、
どちらかが「好き」と訂正すれば
どちらかが「嫌い」と言い直す


そんなあまのじゃくな彼等。







《運命は残酷で美しい》ばくばく

「やっと…会えた…」


唐突な再会だった。
運命とはなかなかの゛あまのじゃく゛な奴で、こちらが欲している時には意地でも与えない。そのくせ、さぁ今日の夕飯何にしようかなぁというか冷蔵庫に何もない様な気がするちょっと確認してみよう、とか全くどうでもいいことを考えている日常的すぎる日常の最中に、フラリと現れるものである。それも笑顔を浮かべながら軽いノリで。
獏良了も例外ではなく、かっぱエビセンどこにしまったかなー、と戸棚を漁っている時に、ちょっとキザっぽくいうと、運命の女神が舞い降りたのであった。


「バクラ…、会いたかったよ」


白銀に輝くそれを愛おしげに撫でると、了はふわりと笑った。その姿は当時と何一つ変わってはいなかった。
対するバクラは無表情で、黙って了を見つめていた。
なんの色も温度も感じられない無機質な視線に、了の柔らかい笑みは凍りついた。ドッと不安が押し寄せてくる。

なんの代償もなく帰ってくる?
そんな馬鹿な。

唇が震える。心が震える。笑顔が崩れる。
声を出したいのに出せない。なんて声をかければいいのか分からない。
ボクはこんなにもお前を求めていたんだ。ねぇ、お前もそうでしょう?君がいなくなってからの3年間、どれ程探したことか。また会えるって。絶対、会えるって!

そんなはずない。
そんなはずない!
でも……
まさか、まさか、まさかまさかまさか…っ!!


「……バク…ラ…?」



















『テメェ、誰だ』
















「……って言われたんだよ!?」

「…色々とツッコミたいが、まず初めに、なんでDSに名前つけてんだよ」

「ケータイの擬人化CMを流しているご時世なんだし、DSに名前をつけたって不思議じゃないよ。ほら、この見た目は角ばってゴツいのに触ったら意外と滑らかな感じとか、ちょっと禿げた白っぽい銀のとことか、お前そっくりじゃないか」

「どこが」

「だからー、この見た目は角ば」
「いや、もういいです。分かりました」

「でもなんで戸棚の中に入ってたんだろう。ボク入れた覚えないんだけど…ふっしぎー」

「3年間見つかんなかった方が不思議だけどな。あの戸棚よく使うじゃねぇか」

「あの時ちょっとライトに浮気してたからなぁ。きっとバクラのことはアウトオブ眼中だったんだね!」

「…初代DSって言え」

「ライトはバクラに比べてスリムでイケメンだったから…あと頭いいし、新世界の神だし」

「なんか混じってるぜ、宿主」

「でも残念だなぁ…折角見つかったのにボクのこと覚えてないみたいだし」

「そんだけ放置してたら初期設定に戻るだろうな」

「あとタッチ画面壊れてるし」

「致命的だな」

「これじゃ、ただの大きいアドバンスだよ!このバクラも使えない奴!」

「え?何この間接的なイジメ?」

「でも、このバクラももう一生離さないけどねー」



























DSがでできたぁあああああ!!←
ずっと探してたんですが、ママンが隠し持ってました!3年ぶりのDS!
嬉しくて〇よぷよをセットしてさぁやろうと電源つけたら
『名前を入力してください』



………\^o^/

…ま、まぁ、仕方ないか…
3年間会ってなかったもんね、うん。
そして初期設定をすまして、いざ〇よぷよ!


…………タッチ画面乱れとるww/^o^\





ということで、うちのDSさんはでっかいアドバンスになっちゃいました。SPの方がまだ優秀だよ!

でももう離さないから!!←





そんな気持ちを獏良くんに語ってもらいました。ありがとう獏良くん。

最後は獏良くんのデレ逃げです(笑)←







《喰らいつくせこの世の全て!》ばくばく※微下品

「熱をもった目玉、柔らかい肉、真っ赤な液体に、真っ白なタンパク質の塊」

「またそのネタかよ」

「ボクの考えてることは大抵は分かってるんでしょ?」

「次は夕飯か?」

「そうだね」

「……あー…目玉焼き?えー…」

「ちなみに分からなかったらお預けね」

「ゑ?」

「はい、さんにーいちブッブー」

「早ぇよ!」

「なんで分かんないかなぁ。こういうの、お前得意でしょ?」

「いつ俺の得意欄に不気味な謎解きが追加されたんだ。履歴書に書いたってなんのアピールにもなりゃしねぇ」

「大丈夫だよ、まず顔で落とされるから」

「言っとくが、これは宿主様の顔だぜ?」

「やだなぁ、ボクはこんな邪悪な顔じゃないよ」

「心は邪悪だけどな」

「あれ?気のせいかな?何か聞こえたような…」

「ナイフ持って近寄るなッ!わあったから!…で、何だよ答えは?」

「正解はボクでしたー」

「…は?」

「だからボクだってば。お前って変なところで鈍いよね、この鈍チンが!」

「ちんをカタカナで表記するな」

「表記とか言わないで。萎えちゃうでしょ、この鈍チンの遅漏れが!」

「俺は普通だ!!宿主が早も「下品」」


















気がついたら会話だけで2000文字いっていたぜ!だからざっくり削ったぜ!←
ホントは履歴書のくだりも消したかったけど、遊んでみました^^*
やっぱ会話オンリーだと500文字前後が自分的に理想なんだぜ!


例によって例の如く、題は例の名曲より。





《試練って書くとなんかカッコイイ》ばく→←ばく

「あー………」


奇妙なうめき声をあげながら机に突っ伏した。
いらないプリントの裏に式を書く。消しゴムで消す。という、不毛な行為の繰り返しに区切りをつけるために。数学なんて、いつもなら直ぐに解けるのだけど、今日は複雑難解な呪式のように見えてきた。円の問題?これ魔法陣じゃないの?
テストは明日だというのに、もう11時を過ぎている。
ガリガリと頭を掻きむしっても、頭の中のモヤモヤは、文字のように消えてはくれなかった。
もう限界だった。


『珍しいじゃねぇか』


身動きせず、視線だけを上にあげる。
自分とよく似た人物が、半透明の姿で浮かんでいた。


「…頭に入らない」

『ほぉ、゛あの゛宿主がねぇ』


どこか楽しげに嘲笑うあいつが憎い。


「…お前のせいだ」

『はぁ?オレは何もしてねぇぜ』

「お前が存在していることでボクに悪影響がでる。電波でも飛んでるんじゃないの?」

『宿主と一緒にするなよ』

「お前が傍にいると、気になって気になって仕方ないんだけど」

『……そりゃ、』

「そのウサミミさ、どんな原理でたってるの?」

『そっちかよ!!』

「あれ?なに、他に何かある?あれれー、もしかしてバクラくん、期待してたのかな?」

『…っ、なわけねぇだろ!』


捨て台詞を残して、あいつはパッと消えた。
あまりにも唐突なことに、夢から醒めた直後のような、あの何ともいえない浮遊感に襲われた。


「はぁ…」


心の部屋に帰ったんだろうな。


「どうせ消えるんだったら、このモヤモヤも一緒に連れてってよ」


試練《テスト》なんて、明日ので十分だ。













テスト勉強中にガリガリ書きました。一発書きだからどこか変かもしれない。いや、もともと変だけど。

まだ付き合う前のお話。
お互い好きなのに上手く言い出せなくて、いがいがぎゅうぎゅうもしゃもしゃしてればいいよ^^*←

んで、あまりにもヤキモキしすぎて弾みで言っちゃうんだけど、羞恥心と妙な対抗心から
「ち、違う!クリボーが勝手に!」
みたいな?直ぐにはぐらかして、あやふやな状態のまま流れちゃえばいいと思うよ。
惚れた方が負けっていうか何て言うか。

周囲からバレバレな→←関係うまうま。
時間ができたら、読者をイラつかせるバクラ→←獏良小説が書きたいです。あぁあああ!!おまっ!このヘタレ共が!!なんていう、ちょっとした学園青春ラブコメみたいな。


それにしても…パトラッシュ、なんだかとっても眠いんだ……(寝不足)





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