そんな雰囲気の夏の日です。

なぜ夏の日は遠く過ぎ去った夏の日を思い起こさせるのでしょう。

昨日、美容室に行く途中、あまりの暑さと荷物の重さで(ついついペットボトルとか買い物をしてしまった)マンションの日陰で休んだのです。
なんとも婆さんぽいのですが、もう51歳なので勘弁してください。
低いコンクリートの塀に腰掛けて、道を挟んだ奥の方に見える、マンションのベランダに翻る洗濯物を見ていました。
大きなシーツが風にはためいています。
マンションのバックには入道雲がニョキニョキとそびえ立ち、夏空が広がります。
まさしく、夏の空。
夏の日。
私は子供の頃から夏が苦手で、毎年暑さに苦しんだのですが、こういう景色はいいなぁと思うのです。
ひとしきり夏の風景を堪能したあと、またヨッコラセと立ち上がり、荷物を持って歩いたのでした。

今日、昼過ぎに突然息子が帰宅しました。
昨日の朝出かけて夜は帰らず、そのまま野球の試合に行ったらしいです。
そして、シャワー浴びたら打ち上げなので、自転車を直しに隣の自転車屋に行きました。
あっという間に直り、そのまま打ち上げ会場の蕎麦屋に乗って行ってしまいました。

戻った私は昼食の続きを食べました。

夏は毎年暑い。
だから、何十年経っても夏の記憶は特別なのでしょうか。
何気なく見ていた風景も、なぜか記憶の底に残っているのです。

昨日見ていたマンションの洗濯物と夏空も、ずっと記憶に残るんだろうな。

今日は湿度が下がって、とても過ごしやすいです。
こうなると、夏が終わるんだなぁと感じます。
地域の夏祭りは今日までです。
夫の店は営業します。
きっとお客さん来るだろうから、頑張ってね。