『お別れの会』を

夫が出勤前に
「明日は、墓参りに行こうと思うんだ」
と言うので
「うん。明日は雨の予報出てる」
と言ったら
「雨なの?雨だったらやめとく」
と言った。
正直わしはどちらでも良い。

そいでもって

夫「次の、20日は自治会の会合がある。それで、その次の27日は、 Uさんのお別れ会をしようと思うんだ」

って。
私と同じ事考えていてくれて、嬉しかった。
いや正直言うと同じ考えだったわけじゃない。
私はUさんの遺影をカウンターに、四十九日まで置いたら良いと思っていたの。

でも、夫がそれは嫌がる気がして言えなかった。
お供えとかお線香とか遺影も、そのあとどう処理して良いのか分からないしね。

でも、何年もまるで家族のように接してきた人なので、何も無いのはさすがに冷たい。

夫が言い出してくれて良かった。
昼からか、夜からか、まだ未定ですが、常連さんのレギュラーメンバーでお別れ会をする予定です。

私も及ばずながら手伝います。
楽しい会になる事を前提に、誰もがみんなUさんを思い出して、笑って泣いて、ひとつ乗り越える事が出来ますように。

良い事をした

わし、今日少し良いことをしますた。
出かけた帰りのバス、わしの前にものすごく重いキャリーバッグを持ったおばあさんがいたの。
しかも足も悪いらしく、私の10分の1くらいの速度でしか歩けない。

バスに乗る時
「ちょっと待って!」
って、持つのを手伝った。

そんだけ。
そしてバスに乗ったわけ。

そしたらさあ、最後部の4人がけのシートにそれぞれ赤さんを前抱っこしたママさんふたり。
うち1人の赤さんが、まあ泣くわ泣くわ。
たぶん眠かったんだろうね。
それは良いのよ。

ママさん同士がたぶん姉妹みたい。

ひとりのママさんが降りる場所を間違えて一旦席を立ち、戻ってくる時に
「いや、私。靴の紐が」
って。

咄嗟にわしが
「私、直します!」
っつって、足元に行って結び直したよ。
だって赤さん前抱っこして、そんなこと出来るわけないじゃん。
片方のママさんの赤さんは相変わらずギャン泣き。
ああもう、地獄絵図になるところさね。

「ご親切にありがとうございます」
って、笑顔で挨拶されたけど、うーむ。

うーむ。

おんぶの方が良かったんではないでしょうか?
ヽ(;▽;)ノ

とは言うものの、そんな事は大事の前の小事。
あの2人のママさん(たぶん近所)が、この先頑張ってあの赤さんたちをちゃんと育ててくれる事を、願うばかりです。

私は子育てで、あまりキレそうになった事がないのです。
本当に私の子供たちは良い子だったのです。

夜泣きもそれぞれ一年くらいしたし、夕方になっても公園から「帰らない」とゴネたし、食べ物の好き嫌いもあったし、ケータイ持たせたら何番組も取っちゃったとか。

それでも。
私の子供たちは良い子でした。

なので、この先あの子らの子供が出来たとしても、絶対に良い子だと思います。

そんな話はいいのよ。

子育てって、もう本当に大変で大変で大変なのです。
私みたいに図々しいママさんはともかく、か弱い、おとなしい、吹けば飛びそうな細い(男たちが大好きなタイプ)な女性だって、男たちによって妊娠、出産させられてママさんになるわけさ。
どんな大人しい女性だって、子供を守るためなら逞しくなるわけよ。

そこを男はイマイチわかってないように思うの。

わかってる?
わかってる?

わかってるならいいの(^^)

よく
「おとなしい女なんていない」
とか
「か弱い女なんていない」
って言われるけどさ、そりゃさ、人間ひとりまともに育て上げるためにはさ、強くなるしかないんだよ。

それまで、どんなに「おとなしくか弱い女」だったとしても。

ああ、なんでこんな事書いちゃってんだろ。
すいません。
不快に思ったとしても見過ごしてください。

でも、今日の自分は『良い事をした』という満足感です。
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