劇場で観客のマスク義務解除 NYブロードウェー
6/22(水) 8:09
共同通信
【ニューヨーク共同】米ニューヨークの劇場街ブロードウェーの業界団体は21日、新型コロナウイルス流行に伴う観客のマスク着用義務を7月1日から解除すると発表した。感染状況が落ち着いたことを踏まえた措置。
業界団体は、着用の必要性を毎月検討し、8月以降は方針変更もあり得るとしている。ブロードウェーは新型コロナの影響で約1年半にわたり興行を中止したが、昨年9月に本格再開し、観光都市復活の象徴となった。
IATAウォルシュ事務総長、日本の入国制限「科学に基づいたものではない」緩和求める
6/22(水) 5:55
Aviation Wire
IATA(国際航空運送協会)のウィリー・ウォルシュ事務総長は現地時間6月21日、日本がこれまで採ってきた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の入国制限について、「科学に基づいたものではなく、ほとんど効果がない割に膨大なコストがかかる」と否定的な見解を示した。
カタールのドーハで21日にAviation Wireの取材に応じたウォルシュ事務総長は、日本の水際対策について「日本政府は多くの間違いを犯した。国境を閉鎖すれば変異株の流入を防げるという考えは真実ではない。豪州やニュージーランドで今起きていることを見て欲しい。中国で何が起きているかを見て欲しい」と述べ、今年2月に厳格な水際対策から方針転換し、入国制限を緩和した豪州とニュージーランド両国と、ゼロコロナを目指したことで厳しい状況が続く中国を例に挙げた。
日本の水際対策について、ウォルシュ氏は「これらの決定のいくつかは、大衆受けが良かったのだろうが、科学に基づいたものではない。経済的ダメージと潜在的受益者のバランスを考えないといけないと思う。(日本の水際対策は)ほとんど効果がない割に膨大なコストがかかる」と問題点を指摘した。
「間違いを犯すことは問題ではない。同じ過ちを繰り返すことが問題だ。政治家が人気を得る必要性は理解しているが、正しい決断を下さなければならない」として、豪州などの現状を引き合いに、入国制限の緩和を求めた。