26日午前8時半ごろ、北九州市小倉北区真鶴の駐車場で、同市若松区の男性歯科医(29)が血を流しているのをタクシー運転手が見つけ、110番した。小倉北署は殺人未遂容疑で捜査を始めた。
男性は脚や腹などを刺され重傷だが、命に別条はない。

同署によると、男性は勤務先の九州歯科大付属病院に向かうため、近くの駐車場で運転していた乗用車を降りた際、刃物のようなもので刺された。犯人はバイクで逃走したとみられる。
2人組でヘルメットをかぶっていたとの目撃情報がある。同署は、暴力団による犯行の可能性もあるとみてトラブルの有無などを調べている。

現場は住宅や飲食店が並ぶ一角。近くに住む80代の男性は「静かな所で、事件が起きたことがない。
気持ちが悪い」と不安げに話した。
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