コロナワクチン接種後の長期副反応 実態調査を検討 厚生労働省

10/26(水) 15:21配信
TBS NEWS DIG Powered by JNN

新型コロナワクチンを接種した後に体調不良が長期間にわたって続くケースが報告されていることを受け、厚生労働省が実態を把握するための調査を検討していることが分かりました。

伊佐進一厚生労働副大臣
「いわゆるワクチンの後遺症でありますが、これにつきましても、政府として実態を把握して、その上で病態の解明に必要な研究を行っていこうというふうに思っております」

コロナワクチンをめぐっては、ほとんどの人が接種後に発熱などの症状が出ても短期間で収まる一方で、体調不良が長期間にわたって続くケースなども報告されています。

伊佐厚労副大臣はきょうの国会で、こうした体調不良が長引くケースについて、「政府として実態を把握し、病態の解明に必要な研究を行う」と話し、症状などについての実態調査を実施する考えを示しました。

伊佐副大臣は調査を始める時期について「できるだけ早期にスタートできるよう調整を急ぎたい」としています。