悪意がないって、なんて有害なことだろう。
彼らは、自らの好きという感情に甘えている。
好きという気持ちは不可抗力なもの。そういう前提に寄りかかって、無邪気に傷をつける。
ハニービターハニー/加藤千恵
解説より抜粋。
なんてその通りなんだろう、と思った。
あまりにも当て嵌まっていて涙が出た。
考えるのが面倒になって放棄。いつものこと。
状況は変わらないし、自分から手放すことは嫌。
だって、またあの喪失感と孤独感に襲われるのは怖い。
いつかは、と解っていても…
誰かが自分のことを好きでいてくれてる。
会いたいって思ってくれる。
そう感じるだけで孤独感は薄らぐ。
それを失くせば一気に独りぼっち。暗闇の中で迷子になる。
リセットしたはずだったのに。
出来れば、会いたくなかったなぁ。
もう絶対に会えないって思ったからこそ、リセットして前に進もうって思ったはずなのに。
結局は振り回されてるだけの様な気がする。
会いたい とも 独占したい とも思ったりはしたけど。
期待はしたくない。
認めたくもない。
「好き」ってどういう感情?
考えてたら解らなくなった。
そういえば、まともに人を好きになった事なんてあったかな?
あの日、何故か「今日会えるかも」って本当に思った。
勘は当たった。当たらないほうが良かったな…
今年ほど自分の誕生日に関心が無い年はなかった。
だんだん誕生日が嬉しくない年齢になってきましたよ。
誕生日メールとかは素直に嬉しいけど。
なんて言うか、ただの平日って感じ。年齢がひとつ増えるだけ。
なんか、冷めてんなぁ…
バイト行ってきます。