コロナ後遺症 発症割合 ”第6波”はリスク低下でインフルエンザ並みに

1/11(水) 10:28配信
テレビ朝日系(ANN)

新型コロナ後遺症の大規模な分析で、オミクロン株が流行した第6波では後遺症のリスクが低下し、季節性インフルエンザ並みに近づいていたことがわかりました。

名古屋工業大学の平田晃正教授らは、125万人分の医療機関の診察データから、後遺症の割合をコロナ、インフルエンザの感染者とその他の病気の人で比べました。
味覚・嗅覚障害については、デルタ株が主流だった第4波と5波のコロナ感染者は45倍以上の後遺症リスクがありました。

一方、オミクロン株が主流の第6波では、リスクはおよそ6倍にまで抑えられインフルエンザの場合のリスクである1.16倍に近づきました。ほかのすべての症状でもコロナの後遺症リスクが大きく低下していました。