コロナで“従業員に休業手当”とウソ…助成金約400万円“詐取” 社労士の女が自ら不正受給を持ちかけか

1/11(水) 1:52配信
日テレNEWS

新型コロナウイルスの影響で従業員に休業手当を支払ったとウソの申請を行い、国の助成金をだまし取ったとして、社会保険労務士の女ら2人が逮捕されました。

警視庁によりますと、社労士の丸山文子容疑者と中古車販売会社の役員・伊能英徳容疑者は、2021年、伊能容疑者の会社が従業員に休業手当を支払ったとウソの申請を行い、東京労働局から雇用調整助成金およそ400万円をだまし取った疑いがもたれています。

丸山容疑者は社労士の立場で新型コロナに伴う助成金の申請を代行していて、自ら不正受給を持ちかけ、受給額の一部を受け取っていたとみられています。

丸山容疑者の申請により、ほかにもおよそ10事業者にあわせて3000万円ほどが支払われていて、警視庁は、いずれも不正受給だった可能性があるとみて調べています。