尾花市長「新型コロナを5類に見直しを」 12日に加藤厚生労働大臣に考えを伝える 和歌山県和歌山市

1/11(水) 18:37配信
テレビ和歌山

和歌山市の尾花正啓市長は、地域医療のひっ迫を改善し、患者の重症化予防につなげたいとして、新型コロナの法律上の位置づけを「5類」に見直す必要があるとの考えを示しました。明日、会談する加藤勝信厚生労働大臣に、考えを伝えるとしています。

これは、今日の定例会見で、和歌山市の尾花正啓市長が明らかにしました。

新型コロナについて、国は感染症法上で2類相当となっている位置づけを、季節性インフルエンザと同じ5類に引き下げることも含めた議論を、本格化させています。

尾花市長は、感染の現状について「感染の8波のピークが見えていない。保健所の業務がひっ迫しているほか、医療従事者や介護職員などのエッセンシャルワーカーが濃厚接触者となり、勤務できない状況となっている」と述べました。

その上で、「5類への見直しによりある程度緩和され、患者の重症化予防に力を振り向けられる」とし、早期の5類への見直しが必要との考えを示しました。